9月8日
寝室で妻と子供達、ユヅちゃんが寝ていまして
ワタシも一緒に寝ようと寝室に入ったのが朝方3時頃でした。
リビングで作業をしていた時は聞こえなかったのですが
ユヅちゃんの動悸が激しく
少しづつ体を動かしながら眠れていませんでした。
しばらく経ち
ユヅちゃんの激しい呼吸でワタシと妻の目が覚めると
どうやらリビングに行きたいと表現しているようでした。
妻が抱きかかえてリビングに連れて行き
ワタシはまだ寝室で横になってその様子を見ていました。
最近では珍しく立った姿勢でしたので
散歩に行きたいのかと思ったのもすぐに横になり
「ワオーン」
と
鳴きました。
最近ではほえる事も鳴く事も出来なかったので
普通では無いと気付き
飛び起きてユヅちゃんの隣で横になりました。
妻に聞くと
目を真ん丸に見開いて
尻尾を立たせながら鳴いたと言っていました。
それから数分経ち
もう一度ユヅちゃんが鳴きました。
「ワオーン」
と
目を見開きながら体を反り返らせ
ワタシの腕に頭を乗せて何度か痙攣しました。
ワタシは怖くて仕方なかったのですが
隣で妻が泣いているのを見て
最期だったんだと理解しました。
6時4分の出来事です。
間もなく息子の圭が起きてきて
娘の晴子を起こして来てとお願いしました。
今日は台風の影響で小学校がお休みでした。
朝9時に葬儀場を予約し
ユヅちゃんの体を拭いたり毛並みを整えて向かいました。
炉室までの立会いを希望して
妻とワタシで炉室まで運ぶのですが
その部屋に入ると足が止まってユヅちゃんを抱えたまま
しばらく動けませんでした。
子供にも立ち会って頂いたのですが
もう皆、
メチャクチャ泣くんですよ。
ワタシは最期まで家族で見届けたかった。
行きの車中では
ユヅちゃんの事を一人づつ話して行く言葉遊びをしていたのですが
ユヅちゃんが好きな事は片手で足りるほどしかなく
(食べる事や抱っこ、家族、遊ぶ事)
苦手な事ばかり出て来ました
(家族以外の人、お風呂、掃除機、他の動物、歯磨き、テレビに映る動物、病院etc)。
聴こえていましたか?
なんとも愛嬌たっぷりですね。
ユヅちゃん
君は間違いなく家族全員に愛されていましたよ。
そして
愛してくれてありがとう。
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