AI(人工知能)の発達により飲食業界も環境が大幅に変化しそうです。

その時が訪れるまでただジッと待っているより

AIというスタッフをいつでも受け入れるられるよう

マニュアルを綴っていこうと思います。

 

 

変わっている方ってたまにいらっしゃるんですよね。

 

大体の事は受け流せるんですが

冗談なのかそうでないのかの判断が付かない時は

真面目に考えてしまう節があります。

 

変な方 「ビールと……百歩ラーメン」

 

私 「了解です~ってここ百歩ラーメンじゃないから」

 

こういうどう捉えても冗談だなってわかるのはいいんですが

 

 

変な方 「ラザニアある?」

 

という問いに対してアレ?

この方はどっちの方?って考えるんですよね

今までたったの一度もこのお店で提供された事が無いラザニア

何かと勘違いされているのか冗談なのかわからず

 

私 「ないですね」

 

と応えると

 

変な方 「腕の見せ所だよ」

 

 

え?なに?なんの?

 

その方も私も日本語を喋っているつもりでも

全くコミュニケーションが取れないんですよね

しばし沈黙が続くと

 

 

 

変な方 「じゃあオレが作ろうか?」

 

 

 

え?なに?なにを?なにを作っちゃう感じ?

 

 

 

おそらくラザニアの事だろう

ラザニアがメニューに無い飲食店でも

ラザニアを作る材料は常備しているはずだと

そう思っているのかもしれない。

 

 

 

いいかい?

無いからなそんなお店。

店主「メニューには無いんですが、いつでもラザニアはあります」

おかしいでしょ?

 

 

変な方 「何か食わしてくれよ」

 

 

何か食べないと気が済まなさそうです

それを察した私が提供したのは…

 

 

 

 

私 「こちらカレーライスです」

 

一口食べて

 

変な方 「旨い」

 

 

ズッコケそうになりましたが

まぁよかったんじゃないでしょうか。

 

カレー1皿の提供で人間がこのやりとりをすると

いろいろ消耗しますがAI君ならきっと大丈夫。

 

 

 

私は先ずAI君にこう教育(プログラム)する

 

『ラザニアある?と聞かれたら カレーを出す』

 

と。